元仙台愛宕下水力発電所導水トンネル
トンネル内への扉は施錠されているということで、基本的に自由公開はとはなっていません ただし、タイミングというものがございまして トンネル内で作業中のタイミングにたまたま私と出くわしたりするとご案内できることがあります※作業の状況次第です そし…
未知の空間について「名称を決める」ことは結構大事です 今後、元仙台愛宕下水力発電所導水トンネル跡の地下室部分にある最下流の奥まった部分・・・これを「ダンロ」と命名します 今まで「地下室のあの引っ込んだ部分」とか「地下室の奥のあの四角い部分」…
なにやらアヤシイ雰囲気に見えませんか? 霧の滞留?流入?がまるで妖気にようになっています これは人工的なものではありません 自然現象です こんな雰囲気の中でポートレート撮影なんてしたら結構カッコイイ写真が撮れるのではないでしょうか ※本施設への…
定期的にトンネルを巡回警戒しています するとなにやら動物が進入しているような痕跡が見つかることがあります 夏にはアナグマらしき動物をトンネル外部で見かけました さて、先日雪が降った日、これはもしやと思いトンネルに行ってみました すると読み通り…
トンネル内には「ライン(線)」が貼られていてそこに「距離指標」が取り付けられています これは平成2年ごろ東北工業大学のある研究室により作成されたものです さすがに三十数年経過すると剥がれ落ちたり外れたり切れたりしてしまいますね 今後、「距離再…
トンネル内の整備等々していると、たまに付近を散歩してる人に出くわします みなさん、私を不思議な様子で見てきます そりゃそうですよね 山の中の空間から私がいきなり出てくるのですから!!! 興味がありそうな方にはお声掛けしてトンネル内を案内してま…
1920(大正9)年8月9日に、名取郡六郷村(現在は仙台市域)を 供給区域とする仙台電気工業株式会社が事業認可を得、出力470KWの愛宕下発電所を建設し、1921(大正10)年7月28日に開業する。 開業後、区域内の需要開拓と大口電力需要者への供給を行い、又他の電気事…
仙台市史第3巻第6号「仙台市の郷 土地誌的概観」(12)の中に、愛宕下水力発電所につ いて簡単に記述されている。 『広瀬川は大橋、愛宕山間に於いて特に著しく蛇行している。斯くの如く狭い地域に於いて甚だしく屈曲しているので自然に川底の落差を増大して居…
発電用水は広瀬川に求め、大橋下流約320mの所に潜堰を築き、右岸に設けた取水 口から地下に入り一度地上に出たあと、龍の口沢を越えたところで再び地下に入り、愛宕山のふもとに設けた発電所の開放型反動水車へ導いた。この導水施設の全長は約2kmで ある。 …
元仙台愛宕下発電所は、1920(大 正9)年 仙台電気工業(株)が、現在仙台市域なっている名取郡六郷村を供給区域として事業認可を得、建設したものである。 ※本施設への「無断立ち入りは不法侵入」「扉の破壊は器物損壊・不法侵入」として、警察への通報案件とな…
ステージの外壁に登るとこんな感じです 右(北側)に見える階段は何の目的で作られたのでしょうか!? どのように使用されていたのでしょうか!??? ※左側に階段はありません 興味が尽きませんね ※本施設への「無断立ち入りは不法侵入」「扉の破壊は器物損…
2024年 新年あけましておめでとうございます 今年も 元 仙台愛宕下水力発電所導水トンネル跡を なにとぞ よろしくお願いいたします ※本施設への「無断立ち入りは不法侵入」「扉の破壊は器物損壊・不法侵入」として、警察への通報案件となりますのでご注意く…
元仙台愛宕下水力発電所導水トンネルの出口(=通称「ホール」)に設置されていた貯水槽 フタを外したらこうなってました この貯水槽もいずれ撤去する予定です ※本施設への「無断立ち入りは不法侵入」「扉の破壊は器物損壊・不法侵入」として、警察への通報…
仙台市内の高層ビル「SS30」の展望台に登り よく目をこらしてみると 写真のような感じで見えました 何十回と登ったことがあるのに、今まで気づかなかったですね ※写真の右が上流側、左が下流側です 見えるもんですね ※本施設への「無断立ち入りは不法侵入」…
トンネルの起点部分は追廻の南側、竜ノ口橋を渡ったところにあるのですが そこに現在クマ捕獲用の罠が仕掛けられています この場所の雰囲気もさることながら、クマ出没の可能性もかなりオソロシイです クマは朝と夕方に出没すると聞きますが、お昼に行っても…
ホールに設置されていた、もやし工場時代の遺物「ボイラー」 先日から解体作業が始まりました ※ちなみにこのボイラーを確認したところ「ボイラー」ではなく「貯水槽」でした そして解体作業に伴いホール内整備作業を行っていたところ「新たな遺構」が出現し…
現在、本トンネルに関する「説明用資料」を作成中です 資料作成の意図・ポイントとしては 元仙台愛宕下水力発電所導水トンネル跡について ・全く見たことのない方用に ・現地での説明会用に ・大学教授等の専門家に提示する資料用に といった感じの内容で作…
過去ブログを見返してみたら地下の記事ばっかりで、意外にもホールやステージの写真を載せていなかったと気づきました(反省) 写真左側の扉は出入り口です(※普段は施錠されています) 上部の穴は・・・何でしょうか!??? 余水吐き出し口でしょうか!?…
どんどんトンネルを上流に向かって進んでいくと「堰」のようなものが現れます 水を止める「堰」と思いきや、下部に穴が開けられていて滞留水が通り抜けています ???・・・・謎です 写真奥が上流、手前が下流です いったい何のために!?
1300メートルにも及ぶ導水トンネルには数本の横穴が存在します あきらかに吐砂口と考えられる横穴もあるのですが、その他の横穴(手堀り)はなぜ掘られたのかはよく分かりません 写真の穴は「横穴に掘られた穴」 こういった穴もいくつか存在します 「いつ?…
夏にこの中に入るとかなり涼しいです トンエル内の平均気温はだいたい16℃ 外は晴れなのに中は湿気で霧になっていたり、外は雨なのに中は乾燥していたりと なかなかどうして謎が多いです 地学関係!?気象関係!?の人にもぜひ体験してほしいものです♪ 気温16℃…
トンネル最終端はスニーカーで歩けますが 上流に向かい進んでいくと、内部はこんな感じです これが1キロメートル以上続きます 写真中央に写る堆積物やいろいろな沈殿物・・・ ライトを消すと光はまったく無し 完全なる闇となります これが延々と続く・・・ …
何をどのように、何から順に考えたら良いのか・・・を考える 壁体のポツポツの跡は何か!??? ボルト!?ビス!? 様々な専門家、研究科等々ジャンルを超えた見解を求めております んーーーーーー 何が・・・どうなってる? むむむむ・・・!? ※本施設へ…
地下2階への穴(7センチ程度)へカメラを入れてみました ※仕掛け等々は以下の通り ・2メートル程度の棒の先にコンパクトデジカメを取り付ける ・万が一の落下防止のためカメラに命綱を付ける ・フラッシュを最長の10秒後に設定 ・撮影ボタンを押してす…
地下二階の調査にあたり、まず何をすべきか!?ということで 2メートル程度の棒を突っ込んでみた・・・スカスカである ちなみに穴形状の都合で棒の可動域が限られている ・棒を動かせる範囲「横角度は北から北東程度」「縦角度は90°から45°程度」 次にロー…
ここが発見された「穴」です ※少し頭を左に傾けると理解しやすいと思います 大きい穴に見えますが、実際は7センチ程度しかありません 手首が入りません ここに「光」と「カメラ」をどうやって入れるかっ!!!! 検討・・・検討・・・検討・・・・ かなり狭…
今までこのブログを見て、なんとなく位置関係は分かっていただけたでしょうか さて、タイトルの「新発見」のお話し 令和5年6月末、いつものように地下空間にて調査をしていたところ ふと下に目をやると溝を流れる水の流れを見つけました そこで水の行き先…
ここが地下部分のどん詰まりです 奥部分が本当のどん詰まり 本施設に関する調査内容については段階的に公表予定です ※調査に時間がかかりますのでご理解ください ※本施設への「無断立ち入りは不法侵入」「扉の破壊は器物損壊・不法侵入」として、警察への通…
奥へ進むとこんな感じです このコンクリ立ち上がりはもやし工場時代に作られたものでしょうか!? 水のためますになっているようです 後付けであろうコンクリ立ち上がり 本施設に関する調査内容については段階的に公表予定です ※調査に時間がかかりますので…
魚眼レンズで撮影しています 左下の空間は出入口の空間です 地下通路?水路?の南側を撮影 本施設に関する調査内容については段階的に公表予定です ※調査に時間がかかりますのでご理解ください ※本施設への「無断立ち入りは不法侵入」「扉の破壊は器物損壊・…