2024-01-01から1ヶ月間の記事一覧

大正時代の仙台電気工業の栄光と消えゆく記憶

1920(大正9)年8月9日に、名取郡六郷村(現在は仙台市域)を 供給区域とする仙台電気工業株式会社が事業認可を得、出力470KWの愛宕下発電所を建設し、1921(大正10)年7月28日に開業する。 開業後、区域内の需要開拓と大口電力需要者への供給を行い、又他の電気事…

蛇行する広瀬川の力を利用した水力発電所

仙台市史第3巻第6号「仙台市の郷 土地誌的概観」(12)の中に、愛宕下水力発電所につ いて簡単に記述されている。 『広瀬川は大橋、愛宕山間に於いて特に著しく蛇行している。斯くの如く狭い地域に於いて甚だしく屈曲しているので自然に川底の落差を増大して居…

元仙台愛宕下水力発電所について

発電用水は広瀬川に求め、大橋下流約320mの所に潜堰を築き、右岸に設けた取水 口から地下に入り一度地上に出たあと、龍の口沢を越えたところで再び地下に入り、愛宕山のふもとに設けた発電所の開放型反動水車へ導いた。この導水施設の全長は約2kmで ある。 …

施設紹介

元仙台愛宕下発電所は、1920(大 正9)年 仙台電気工業(株)が、現在仙台市域なっている名取郡六郷村を供給区域として事業認可を得、建設したものである。 ※本施設への「無断立ち入りは不法侵入」「扉の破壊は器物損壊・不法侵入」として、警察への通報案件とな…

新たに出現っ!!!

次の謎が発生しました 新たな遺構が発掘されました 地面にあった突起物をどかそうとえっちらおっちらすると 立て坑が出現しました 抗のフチは明らかに施工されてます 人工的なものです この抗の目的、使用環境はいったい何なんだろうか!?? ※ちなみに直径1…

ステージを上から望む

ステージの外壁に登るとこんな感じです 右(北側)に見える階段は何の目的で作られたのでしょうか!? どのように使用されていたのでしょうか!??? ※左側に階段はありません 興味が尽きませんね ※本施設への「無断立ち入りは不法侵入」「扉の破壊は器物損…

遅ればせながら

2024年 新年あけましておめでとうございます 今年も 元 仙台愛宕下水力発電所導水トンネル跡を なにとぞ よろしくお願いいたします ※本施設への「無断立ち入りは不法侵入」「扉の破壊は器物損壊・不法侵入」として、警察への通報案件となりますのでご注意く…