大正時代の仙台電気工業の栄光と消えゆく記憶

 1920(大正9)年8月9日に、名取郡六郷村(現在は仙台市域)を 供給区域とする仙台電気工業株式会社が事業認可を得、出力470KWの愛宕発電所を建設し、1921(大正10)年7月28日に開業する。

 開業後、区域内の需要開拓と大口電力需要者への供給を行い、又他の電気事業者との相互融通等によ り電力利用に協力しつつあったが、1926(大正15)年3月に福島県所在の二本松電気会社と合併成立し解散となり、同地域は二本松電気会社の仙台支店の管轄となった。
 その後1929(昭和4)年宮城県がこれを買収しているが、 この頃から操業は停止されていた様であり、電力の統一 、太平洋戦争そして敗戦後と経過していくなかで忘れ去 られ今日に至っていた。

 

タイトルはAIが考えました!!

 

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